さて、今週末に迫った参議院議員選挙ですが、各種世論調査によれば民主党が圧倒的有利で自民は惨敗と、
何処も判で押したような結果になってる訳です。ま、この「世論調査」
というものの信頼性というのもかなり怪しいという話もあるのですが、今回はそれについて書く訳ではなく、
あっさり民主党のイメージ戦略に載せられちゃってる「愚かな有権者(by 菅直人)の皆さん」が(多分)
騙されているであろうところの一部(全部じゃ多すぎて時間がない)に、ちょいとツッコミを入れてみようかなと。
民主党はバカのひとつ覚えの如く年金だ社保庁だと騒ぎ立てる訳ですが、本当に民主党だと年金はまともになるの?社保庁改革は出来るの?
広島県職員労組 勤務時間中に選挙活動 (産経新聞)
自治労傘下の広島県職員労働組合が、参院選期間中の13日に組合員を対象に開いた「本部学習会」で、
自治労が支持する民主党の公認候補2人に投票するよう呼びかけていたことが23日、
関係者の証言と会合の録音テープで分かった。 しかも学習会は勤務時間内に開催されており、総務省公務員課は
「職務専念義務や政治的行為の制限を定めた地方公務員法に抵触する恐れがある」としている。
関係者によると、この学習会は人事院勧告、職場要求、政治闘争などをテーマに、広島県東部にある県の施設で開かれ、
70〜80人が出席した。
席上、県職員労組の役員が「参院選への取り組み」について語り、「とにかく投票に行こう」と促した。
そのうえで現行の非拘束名簿式について「候補者の名前を書くことが応援する候補を当選させる」と説明。自治労の組織内候補
(自治労中央執行委員)である民主党公認のA氏の実名を挙げ、「こういう現場を知っている人間が国政の場に入ることは、
われわれにとって重要だ」「Aさんの当選を願って頑張っていきたい」と訴えた。
さらに「比例代表ではAさん、選挙区ではSさん。この2人の名前を覚えてもらって選挙に向かっていただきたい」と呼びかけた。
地方公務員法は、特定の政党や個人に投票するよう公務員が勧誘することを禁じている。
◇
広島県職員労組の話 「組合全体として応援している候補はいるが、組合員に対して誰に投票しろとは言わないはずだ。
投票呼びかけが事実かどうか確認しようがなく、コメントできない」
野盗もとい野党のレトリックに騙されていない人なら、年金問題の「主犯」は「自治労」
であるということはお見通しな訳です。そして、これも御存知の如く「自治労」を飼っているのは「民主党」な訳です。
年金問題対策・社保庁改革を叫ぶ民主党の支持団体が、そもそもの年金問題・
社保庁問題の元凶であるというのは悪い冗談以外の何ものでもないんですがね。
その自治労傘下の労働組合が「勤務時間中」に「選挙運動」をしていたと、いう訳ですな。
この時点で既に違法な訳ですが。民間なら即クビですよ、クビ。
で、その年金問題・社保庁問題の元凶である自治労から、民主党の公認候補が出ていて、これに投票しろという訳です。
比例代表のAさんって、この人ね。
相原久美子 組織局次長を第21回参議院比例代表選挙自治労組織内協力候補に決定

相原久美子さん
●略歴
1986年 札幌市非常勤職員
(年金相談員)
1995年 自治労札幌市職特別執行委員
(専従)
1998年 自治労北海道本部執行委員
(公共サービス担当)
2001年 自治労北海道本部副執行委員長
(組織局担当)
2003年 自治労中央執行委員
(組織局次長)
んで、比例代表名簿は...あらまぁ。
年金問題・社保庁問題の元凶・自治労からの候補を、民主党はこんな風に位置付けしている訳だ。
つまり、民主党は本気で年金問題・社保庁問題に取り組む気は無い、という事ね。
よーく判った。
ちなみに、選挙区のSさんてこの人かね。広島だし。電通出身ね。レトリック得意だわなぁ。
本気で年金問題と社保庁改革に乗り出す気なら、まず最初にしなきゃならないことは自治労との決別と、自治労の糾弾。
年金システムの統合に反対し続けて、あらゆるデータをバラバラにしたまま放置し、
結果今日の状況を作り出したのは自民党でも安倍首相でもない。自治労だ。それは自治労の人間自身も認めてたりするんだけどね。
●「社保庁たたき」元職員ら不満(朝日新聞)
年金問題で、
週末も窓口を開くことになった名古屋市東区の大曽根社会保険事務所。霧雨の中、
自分の記録を確認しようと訪れる人が後を絶たなかった。
「民間ならクビですよ」
同市守山区の会社員の女性(55)は社保庁批判をぶちまけた。夫婦共働きで2人の子どもを育てあげた。
「一生懸命働いて得たお金を保険料として納めているのに、重みが分かっていない」
東区のパート、岩田文行さん(61)は40年前に納めた厚生年金の保険料が確認できないと窓口で言われ、がくぜんとした。
ところが粘って調べてもらったら、ほどなく納付の確認がとれた。
「ずさんな管理で腹が立つ。管理職はボーナス返上も仕方ない」
2キロ離れた名古屋市市政資料館では、国家公務員の労働組合が会合を開いていた。
「年金が政争の具にされている」。講演しているのは愛知社会保険事務局の元職員の女性(60)だ。
「統合されていない記録の存在は知っていたが、今とりたてて処理する必要はないと思っていた。
のんきなところがあった。 しかし自分としては誠実に仕事をしてきた。圧倒的に多数の職員はしっかりやっていた」
「社保庁たたき」への不満をしきりに訴えた。
「窓口で悔しい思いをした人ばかりがテレビで取り上げられる。おかしいんじゃないか」「社保庁職員はことごとくいじめられている」
質疑応答で会場からは同情の声が相次いでいた。
まあ、それにしても自治労組合員の当事者意識の無さには怒りを通り越して呆れ返るばかりだね。
>「年金が政争の具にされている」
って、
政争の具に仕立て上げたのは自治労が支持する民主党なんだが。
>誠実に仕事をしてきた
誠実って言葉の意味判ってる?
>圧倒的に多数の職員はしっかりやっていた
本当にそうなら、こんな状況にはならんと思うが。
>窓口で悔しい思いをした人ばかりがテレビで取り上げられる。
おかしいんじゃないか
悔しい思いをさせたのは何処のどいつだ?お前らだろ。
>社保庁職員はことごとくいじめられている
因果応報って言葉、知ってる?
民主党の支持母体であるところの自治労が今まで社会保険庁で何をしてきたのか。
産経の阿比留瑠比さんのブログで以前まとめておられたので、 そちらを参照していただけると早いのですが、まあ人をバカにしているとしか言いようがありません。また、組合ではなく、管理する側(=政府)
の問題だとい事を言う人も非常に多いのですが、これについても阿比留瑠比さんが記事を書いていらっしゃいます。現場がこんな調子で、管理もへったくれも有りますかね?
こんな組織の代表を、民主党は比例代表で参議院に送り込もうとしているのです。
そんな民主党の言うことを、信用出来ますか?
だからこそ、こういう話が出てくる訳です。
社保庁労組は 「自爆テロ」 小池防衛相(共同通信)
小池百合子防衛相は23日、参院選応援で訪れた佐賀県唐津市での演説で、
社会保険庁の労働組合について「年金の仕事をせず、 支持する野党の選挙応援をしゃかりきにやってきた」と批判。
「年金問題で混乱すればするほど、 日本をガタガタにしようという彼らの目標に近づき、運動は成功を収めるという、
まさに自爆テロという話になる」と述べた。
さらに「親方日の丸に守られながら、日の丸が大嫌いな労働組合ときている。おかしな話だ」とも語った。
社保庁と年金問題については、安倍晋三首相も遊説で「自爆テロによる改革妨害」などと批判している。
今まで自治労が行ってきた傍若無人で人を馬鹿にした振る舞い、そんな自治労と民主党の癒着、
そんな現実があるからこそ、こういう話が出て来て、世間から受け入れられる訳です。恐らく、共同通信は「自爆テロ」
と言う言葉を「適切でない」として攻撃するべくこの記事を書いたのでしょうが、世間のどこからも批判は出て来ない。
これを取り上げれば強烈なブーメランになって帰って来かねないという意識がマスコミや野党にあるからこそ、
批判出来なかったのでしょう。それが現実です。
しかも、民主党のレトリックはそれだけではありません。
実は、昨日我が家に届いた「怪文書」はもう一つありました。直接投函されて来たものです。
「怪文書」の正体は民主党のマニュフェスト。
しかも、都合の悪い部分(沖縄政策や、年金問題のレトリックの部分等々の膨大な量)は全て割愛してあるというシロモノ。実は、これが投函されてきたことが今回のエントリを書こうと決めた動機だったりします。
で、民主党は「年金を全額支払う」「全ての人に支払う」
としている訳ですが、これがとんでもない嘘だったりします。
「年金」争点に党首討論 参院選で制度論争本格化か(朝日新聞)
参院選公示を前に、日本記者クラブ主催の党首討論会が11日、東京・内幸町で開かれ、
主要7党の党首が舌戦を繰り広げた。 論戦の中心は「年金」。年金記録問題への対応策だけでなく、制度論にも広がり、
民主党の小沢代表は現行制度を批判。 同党の年金制度改革案の最低保障年金の全額給付の対象は「年収600万円前後まで」と明言した。
選挙戦では制度そのものをめぐる論争が本格化しそうだ。
討論で安倍首相(自民党総裁)は、年金記録問題について「打てる手段・政策をすべて打っている。
与野党で対立するより一致協力して全力を尽くさなければならない。だから民主党、共産党の案でもよい案は採り入れて実行している」
と胸を張った。公明党の太田代表も「漏れなく全額受け取れるようにしたい」と強調した。
政府・与党は「宙に浮いた年金記録」の照合を来年3月までに終え、同10月にかけて全加入者に通知する方針だ。ただ、民主党は
「全国民に本来の年金給付額を支払えるのはずっと先の話だ」と批判しており、討論でも小沢氏は「国民は今不安を抱えているのだから、
通知は今ただちにすべきだ」と注文を付けた。
年金制度については、与党は現行制度の維持を唱えている。これに対し小沢氏は「政府の試算は現実からかけ離れているのではないか」
と批判。首相は「私が政権を担って9カ月で、運用は4兆円プラスになっている。それは給付に結びついていく。
現在の計算では26年度には所得代替率51%を約束できる状況になっている」など数字を挙げて反論した。
一方、民主党の年金制度改革案は、すべての年金を一元化し、基礎部分の最低保障年金には現行の消費税5%
全額を充てることになっている。無年金者は発生せず、低所得者層にも一定額の年金が保障される。
太田氏が 「最低保障年金をもらえなくなる所得制限はいくらなのか」とただしたのに対し、小沢氏は
「年収1200万円超」と初めて明らかに。 年収600万円前後の人までは全額給付、1200万円まで一部給付になるとも説明した。
ただ、この日のテーマは多岐にわたったこともあって、議論の深まりはいま一つ。しかし、小沢氏は「自称100年安心の与党か、
抜本改革の民主党か、選択肢は明確だ」と強調しており、制度論が年金をめぐる議論の中心になる可能性が出てきた。
「全額」もらえるのは年収600万円までの人に限定で、それ以上は減額すると。あれれ?
マニュフェストと違うじゃん。
別な記事にも当たってみますか。
年金論争:民主の高額所得者給付制限で与党と激突(毎日新聞)
民主党の小沢一郎代表が年金制度改革をめぐり高額所得者への給付制限をする発言をしたことを端緒に論戦が活発化している。
政府・ 与党は「国民皆年金ではなく国民半年金だ」(塩崎恭久官房長官)と攻撃しているが、
民主党も反論文書を公表するなど、引く気配はない。
民主党はマニフェスト(政権公約)で年金改革について「基礎(最低保障)部分の財源はすべて税とし、
高額所得者に対する給付の一部ないし全部を制限する」と明記している。小沢氏は11日の党首討論会で「一体いくらから(制限が)
始まるのか」(太田昭宏公明党代表)などと突っ込まれ「年収1200万円超の皆さんには遠慮してもらう。600万円前後からなだらかに
(支給額をカットして)いく」と具体額を示した。
同党事務局は「現役時代に最も高かった時点の年収」と説明する。
これに対し、安倍晋三首相は12日の討論番組で「現役世代で600万円以上ある方は基礎年金がカットされる。
民主党は今までそんなことを一言も言ってなかった。サラリーマンの皆さんはそれでいいのか」と批判。
塩崎官房長官も13日の記者会見で 「この所得制限で(財源を)
生み出そうとしても説明がつかない」とやり玉に挙げた。
もともと年金問題で財源対策が民主のアキレスけんとみていただけに、糸口としたいようだ。
一方で、民主党は松本剛明政調会長名の文書で「高額所得者は最低保障の底上げがなくても所得比例で(納めた保険料に応じ)
一定水準以上の年金を受給できる」などと反論している。
もともと複雑な年金制度だけに、両者の言い分には食い違いも目立つ。与党は民主案の最低保障年金に必要な財源を22兆円と試算。
民主党は所得制限で13.3兆円に抑えられると主張するが、与党にはなお疑問との見方が強い。
より具体的な数字を示した制度論が必要になりそうだ。【鬼木浩文】
年収600万円の人から減額が始まり、年収1200万円だと支給無しですか。しかも
「現役時代に最も高かった時点の年収」が基準って、つまり瞬間最大風速の時を基準にするって訳?アホか。
最近では大学進学率が限りなく100%に近い状態になっていて、定年までコツコツ勤めていれば年収600万〜1000万なんていう金額は、
恐らく半分以上の人間が経験することになるでしょう。他方、
現在中堅〜ベテランと言われている人達の多くはあのバブル景気を経験している訳で、
その時に年収600万以上を経験している人などザラでしょう。すると、民主党の主張している年金案では、なんと世間の半分以上の人が
「年金を満額受け取れない」という事になる訳です。しかも、現在の年収が10万円であろうとも、
過去に一度でも1200万円を超えたことがある人は、年金ゼロちゅうことですよ。
嘘だらけのマニュフェスト。
年金を「消している」のは民主党だろうが!
これをマニュフェストに書いたら一気に支持を失うモンだから、マニュフェストには一切具体的な金額を書いていないんですね、民主党は。
これを卑怯と言わずして何と言う!
それに、民主党が示している財源額についても、実は根拠が薄弱(つうかいい加減)という説も出ていて、
まあ朕はここら辺の算出方法詳しくないからアチコチから情報を集めてくるしかないのだけれど、何やら民主党内でも19兆円必要なんじゃ?
なんて声もあるらしく、そんないい加減なマニュフェストで国民を煽るだけ煽るというのは、こりゃもう犯罪なんじゃないかと思う訳ですね。
で、マニュフェストには「社保庁解体」なんて書いてますが、民主党は
「その代わりに歳入庁を作る」と言ってる訳です。けど、これもマニュフェストには書いてない。何故かと言えば、これでクビになった社保庁職員即ち自治労組合員の受け皿でしかないからですよ、
歳入庁なんてものは。だから、国民に堂々と主張できない訳ですよ。
政治に無関心な連中は騙せても、常に疑って掛かってる連中にはバレバレですからね。
毎度のようにブーメランになって帰って来たのでは、選挙に勝てる千載一遇のチャンスを自ら潰す訳ですからね。
だから選挙前には都合の悪いことはぜーんぶ隠す。なんだよ、いつもそうやって批判してる自民党と同じじゃないかよ。
ついでに言うと、民主党が勝つと朝鮮総連・韓国民団・北鮮政府が偉く喜ぶのは、
そしてそうなるように連中がしゃかりきになって民主党に肩入れしているのは何故なのか?についても考えてみた方がよろしくてよ。
もういい加減長文だから書かないけど、過去ログや、朕のブログと違って素晴らしく優れた政治系ブログの数々をお読み頂ければ、
一発で判りますから。
ということで、マスゴミ・野党・ヒダリマキ・在日が一体となったネガティブキャンペーンに踊らされている皆さん、本当に民主党で良いのか、
よーく考えてみようね。
...え?
踊らされてるような奴は、朕のブログなど最初から見ないって?
そりゃ、そうですわな。あー参った参った。
つうか、国政選挙なのに、もっと重要な問題はほったらかしで政策論議も無ければ有権者も感心がないって事のほうが大問題だと思うがね。年金とか社保庁とか、それだけに選挙のテーマを矮小化しちゃって良いのか?あるべき国政、
あるべき外交っていう観点から考えなくて良いのか?
posted by 物欲皇帝閣下 at 22:28| 宮城

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