昨日の“「集団自決は軍の強制」を強制する集会”の記事に対して、沖縄の方からもコメントを頂き、このような状況を憂慮されておられる方もいるということで、少し安心しました。まあ宮城県も岡崎トミ子をトップ当選させるほどの民意の低さを露呈しつつも、そのような現状を憂いておられる方もまた少なくありませんので、“似たような境遇”にある者同士、なんとか現状を変えていける努力を、お互い微力ながらでもしていければ、と思います。
で、その沖縄に関して、産経新聞が興味深い記事を出しています。もうだいぶネットでも流布されている話ですので、読者の皆さんの方がよっぽど内容を御存知かも知れませんが。
【やばいぞ日本】第3部 心棒を欠いている(2) (産経新聞)
■「関与すれば南西諸島攻撃」
日本が北朝鮮の核問題に目を奪われている間に、台湾海峡のパワーバランスが大きく変わりつつある。
「われわれは台湾独立を阻止するためなら武力行使も辞さない。その際、日本は絶対に関与すべきではない。関与すれば南西諸島を攻撃せざるをえなくなる」。昨年11月、東京で開いた民間団体主催の日中軍事フォーラム(非公開)で、人民解放軍のある将官はこう警告したという。「用意したペーパーにもとづく発言だった」(参加者筋)から、その場限りの脅しではない。南西諸島は九州南端から台湾近くまで続く島々だ。
中国は10年以上前から台湾の武力統一を想定した準備を進めてきたのである。
中国軍は1995年夏から翌春にかけて、台湾近海へのミサイル発射や上陸演習で台湾を威嚇した。しかし米国が空母2隻を派遣したため、演習中断を余儀なくされる屈辱を味わった。
中国軍の動向を注視してきた自衛隊の退役将官によると、中国はそれ以来、台湾侵攻に対する米軍介入を阻む目的で南西諸島から小笠原諸島に至る海域での海洋調査を本格化させた。
在日米軍が台湾防衛のため南下し、日本が米軍の後方支援に動いた場合、中国軍は南西諸島を占領、「機雷の敷設や潜水艦による待ち伏せ攻撃によって日米の台湾支援を遮断する狙いから」(退役将官)とみられる。
あわせて台湾上陸の拠点を確保する。「台湾本島への侵攻には東からの正面攻撃と背後(西側)からの挟撃作戦が想定シナリオ」(台湾軍筋)だ。南西諸島西端の与那国島から、台湾本島まで110キロしかない。
先の将官発言は、こうした中国の軍事統一作戦の準備に一定の手応えを得たうえでの日米分断策と受け取れる。
台北市街北端、松山飛行場の北側に「衡山指揮所」と呼ばれる軍の秘密基地がある。核攻撃に耐えられる地下要塞(ようさい)で、中国軍の攻撃時には総統をはじめとする政府・軍首脳が立てこもる作戦本部となる。内部は光ファイバーの通信網が縦横に走り、中国軍の侵攻時は超大型液晶スクリーンを通じて敵の動向を一望できるハイテク装備が満載されているという。ハワイの米太平洋軍司令部ともホットラインで結ばれた台湾防衛の中枢だ。
ところがこのハイテク基地が「網軍」と呼ばれる中国のハッカー攻撃に振り回されている。台湾軍は衡山指揮所を中心に中国軍の侵攻に備えた軍事演習や情報戦の演習を毎年行っている。しかし、近年はその内容が網軍に根こそぎ盗まれ、システムが破壊されるなどの重大事件が頻発している。台湾軍は中国軍に装備や作戦システムの質的優位で対抗してきたが、この面でも次第に怪しくなってきたわけだ。
中国軍の台湾侵攻は通信システム網の攪乱(かくらん)、破壊から始まり、ミサイル攻撃、上陸作戦に進むとみられている。しかし現状では緒戦の情報・心理戦で、台湾が大きな痛手を負う懸念が強まってきた。
危機感を強める陳水扁政権は、「北京五輪までは中国も台湾を攻撃できない」とみて独立志向の動きを加速させている。
陳総統は来春の総統選挙にあわせて台湾の名義による国連加盟の是非を問う住民投票を計画、中国はこれを「台湾独立の動き」と激しく反発している。お互いが相手の意思を読み違えると、台湾有事はいつ起きても不思議ではない。それは日本有事の事態でもある。
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■米中のはざまで思考停止
台湾が来春の総統選挙と住民投票を無事乗り越えたとしても、その後はさらに多難だ。中国軍の戦力が台湾軍を大きく引き離し始める2010年以降は戦争の危険がさらに増す可能性が大きい。
中国は2000年から台湾に武力行使するケースの一つとして、「台湾当局が(中台)統一に向けた平和交渉を無期限に拒否する場合」を掲げ始めた。さらに05年3月には武力行使を合法化する「反国家分裂法」を制定、中国が国家分裂行為とみなす行為に対してはいつでも台湾を攻撃できる態勢を敷いた。中台戦争が勃発(ぼっぱつ)し、米軍が台湾支援に動き、日本が米軍の後方支援に回れば、日米中台を巻き込む大戦争にエスカレートする恐れがある。
ところがこれほど重大な問題を前にしながら、日本国内は奇妙な沈黙に包まれている。「台湾問題は中国の内政問題であり、外国の介入は許さない」という中国の強硬な姿勢に圧倒されてか、政官各界は思考停止状態に陥っている。
しかし、日本はこの難題の部外者では到底ありえない。台湾が一方的に独立宣言した場合を除き、中国が台湾武力統一に動けば、米国は台湾の安全への「重大な関心」を明記した台湾関係法に基づいて、台湾支援に乗り出すことはまず間違いない。
在日米軍が動けば中国軍は沖縄や本土の米軍基地をミサイル攻撃するだろうし、日本が周辺事態法に基づいて米軍を後方支援すれば中国との交戦状態に入ることも避けられない。
かといって日本が米軍支援を拒めば日米同盟は直ちに崩壊する。中国が台湾統一に成功すれば、日本のシーレーンは中国に抑えられ、東シナ海は中国の内海と化す。もちろん尖閣諸島も保てない。
日本は台湾問題の重大性を直視し、自国の安全保障と地域の平和維持のために米中両国や台湾との対話、連携を強化すべき時を迎えている。しかし、現状はお寒い限りである。
まず台湾有事に日米がどう備えるかについて両国外交、防衛当局の協議がほとんどなされていない。「米軍は中国の潜水艦対策で日本の支援を望んでいるはずだが、情報漏れを恐れてか何も言ってこない」(自衛隊筋)
台湾は現役の軍人を日本に常駐させて防衛省、自衛隊との接触を働きかけているが、中国を刺激することを恐れる日本側の固い壁に阻まれている。米国は現役武官を台北に常駐させ、米台の軍事交流も活発だが、日本は蚊帳の外だ。日本にとって台湾有事はまさに「出たとこ勝負」(退役将官)の状態にある。
一つの明るい材料は8月末の曹剛川・中国国防相の訪日で、日中が不測の事態回避に向けて防衛当局間のホットライン開設に原則合意したことだ。
日本は東シナ海や台湾海峡の危機回避のために中国との信頼醸成に努める一方で、米台との安保対話や連携を強めるべきだろう。これからアジア太平洋地域の覇権をめぐる米中のパワーゲームがさらに先鋭化する。そのはざまで、日本には両大国にはできない独自の役割があるはずだ。(山本勲)
日本のマスコミも政府も、これだけあからさまな支那からの恫喝を受けておきながら、それを国民に伝える事もしないとは一体どういう事なのか。支那による日本侵略が現実となりつつあるのに、その危機を国民に伝えずに支那にすり寄る姿勢を崩そうともしないなどというのは、欺瞞というかなんというか、それよりももっと愚劣な話だとしか思えない。北鮮のみならず支那も日常的にこのような日本への恫喝を行っているのだから、国民の意識を喚起する為には本来、北鮮報道と同じように支那の恫喝も報道するべきなのだ。が、マスコミは元々支那の工作機関と化し、政府も支那に対しては異常に弱腰、まして安倍・麻生・中川(酒)が内閣や自民党執行部から姿を消し、“屈中派”福田体制の今となっては、恐らく産経以外のマスコミはこういった事実すら隠蔽し続ける事だろう。支那の侵略が現実になった時、真っ先に殺されるのはマスコミ関係者でも政府関係者でもなく、罪もない一般の国民だというのに。
記事にもあるように、支那が台湾・南西諸島に進出するという事は人的・物的被害に留まらず、シーレーンを押さえられる事による経済的な破滅という側面も持っている。そういう意味から言っても、本来日本は沖縄・南西諸島方面の備えを万全にしなければならない筈で、そのためには現実的な支那の脅威をキチンと国民に認識して貰い、国防の拡充を図っていくというやり方を取らねばならないはのだ。にも関わらずマスコミも政府もこのザマ。一体、本気で日本の主権を、独立を守る気があるのか甚だ怪しいと言わざるを得ない。
歴史上、(逃亡してきた国民党政府は別にして)大陸政府の管理下に置かれた事のない台湾に対する「台湾問題は中国の内政問題であり、外国の介入は許さない」などという発言や、「われわれは台湾独立を阻止するためなら武力行使も辞さない。その際、日本は絶対に関与すべきではない。関与すれば南西諸島を攻撃せざるをえなくなる」などという詭弁や恫喝に対して、本来ならば日本国政府とマスコミは、声を大にして反論せねばならないのだ。台湾問題は即ち日本国の安全保障問題に直結する、無関係ではいられないし、そんな脅迫に屈する事はない、と。しかし、残念ながら今の日本国にはそういう政府もマスコミも無い。真っ当な国防や危機管理なんか出来るはずがないわな。
マスコミが支那賞賛の報道(?)には、常に疑いの目を持って見て頂きたいものです。マスコミが賞賛しすり寄る支那や朝鮮というのが一体どんな連中なのか、マスコミが隠蔽しようとする現実が一体どんなものなのか、よく考えながら見て頂きたい。興味を持って、調べて頂きたい。幸い“今なら”ネットでも、書籍でも、それらを知る手段は数多く存在しています。なまじ福田内閣が延命してネット規制などで「事実の隠蔽」を始める前に、是非多くの方々が、支那や朝鮮の真実を自ら調べ、そして知って頂きたい。
安易な友好論に騙されてはなりません。




