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2008年06月30日

過信は禁物でしょ

ダメリカの北鮮に対するテロ支援国家指定解除に関して、ネット上の議論やいただいてコメントの中で“テロ国家指定という言葉”が無くなるだけで、実際には現状と変わらないとの話が出て来ています。で、その根拠はこの話らしいですが。

米財務省、北朝鮮への金融制裁を継続(ロイター)

 米財務省報道官は26日、米政府が北朝鮮のテロ支援国家指定の解除を議会に通知したことに関連し、北朝鮮によるマネーロンダリング(資金洗浄)・違法金融・核拡散を防止するための金融制裁は解除されていないと表明した。

 報道官は、北朝鮮の核計画申告により一部の対北朝鮮制裁が解除されたが、北朝鮮による国際金融シスステムへのアクセスは依然認められないと指摘。

 ロイターに対し「(制裁を)変更する場合も長期的なプロセスになる。北朝鮮が行動を改め、国内のマネーロンダリング対策、テロ資金対策を国際基準に合わせられるかどうかにかかっている」と述べた。



国務省と違って財務省は未だ金融制裁を継続中であり、しかも金融制裁こそが北鮮の首根っ子を抑えている訳だから、実質的には何も変わらない、という議論ですな。

朕に言わせれば、その発想は楽天的に過ぎます。

今現在は、あくまでもダメリカのアホブッシュ大統領が議会にテロ指定国家解除手続きの開始を通告した段階ですから財務省も静観しているのでしょうけれど、これから40数日が過ぎて議会がこれを承認したらどうなるでしょうか?次にアホブッシュと国務省が画策してくるのは“北鮮経済制裁の全面解除”に決まっています。アホブッシュ政権の“実績作り”と、レアメタル獲得や北鮮復興経済にダメリカ企業を参画させる“ダメリカ国益”のために。

で、レアメタル獲得やダメリカ企業の北鮮関与を進めるに当たって、北鮮の金融システムが国際金融システムにアクセスできないようでは大変に困るでしょう。ならば“テロ支援国家”という「大義名分」が無くなったのだから財務省の制裁も解除する、という方向に話が展開するのは明らか過ぎるほどに明らかな話。

だから、金融制裁継続に期待を抱くなどというのは楽観的すぎる、都合の良すぎる話だというのです。

ダメリカ政府は、自らの国益の為なら平気で他国を騙すし、時に自国民すらも騙します。しかし、そこに罪悪感や善悪は存在していません。「日本人拉致被害者」と「レアメタル+復興特需」を平気で天秤に掛けますよ、奴らは。なんせ眼中にはあくまでも“ダメリカの国益”しかないのです。そして、それは“同盟国(笑)”である日本ですらも批判する資格はないでしょう。常々書いているように、主権国家にとって国益追求は至極当然の行為だからです。

だから、今現在の時点でどう言っていようと、ダメリカ政府が国益獲得の為の障害であると判断すれば、金融制裁だって極々短時間のうちに解除してしまうでしょう。実際、昨年・一昨年辺りもハゲが金融制裁の解除を狙って財務省に色々と仕掛けていましたからね。その結果がバンコ・デルタ・アジア銀行の北鮮資産凍結解除だった訳ですよ。そういう動きが今後起きない保証は何処にもない。

つまり、実際にダメリカ政府が制裁解除の方向で走り始めてしまった以上、財務省のコメントなど拉致問題解決の為の担保とは全くならんのですよ。むしろ、ダメリカ政府関係者が拉致問題云々制裁継続云々などと抜かしても、眉に唾を付けて話半分と思って聴くのが大正解な訳です。ま、全面的に“単なるリップサービス”と断じてもあながちハズレじゃないでしょうけどね。

ダメリカなんか、もはや過信しちゃいけない。“同盟国(笑)”だから国益を二の次にしてでも日本の味方になってくれる、なんて思わない方が良い。ダメリカにとって“有色人種の同盟国”というのは“ダメリカが国益を得る為に都合良く動いてくれ都合よく犠牲になってくれる衛星国家”くらいの認識しかないんですから。まあ、それ以前に日本国内にも既に味方どころか敵の手先がウヨウヨいるんですがね、首相以下大勢の手先が。

結局の所、拉致問題を解決する為には日本国政府がしっかりとした意志を持って、毅然とした態度を以て対応するしか無いのです。実質野放しに過ぎない“核問題”などとリンクさせた“国際協調”などを模索するのはもはや無意味。そもそも、自国民を自力で奪還できないような腰抜けな国を、一体誰が認めるというのか!

日本は早々に6者協議の席を蹴って撤退し、憲法改正と自主国防に舵を切りつつ日本国内の北鮮資金源を潰して北鮮を締め上げ、日本海沿岸に強固な軍事態勢を築いて北鮮との対決姿勢を強めながら拉致被害者奪還への道を模索するべきなのです。

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posted by 物欲皇帝閣下 at 01:18| 宮城 ?J| Comment(2) | TrackBack(3) | 米国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
>日本は早々に6者協議の席を蹴って撤退し

六者協議というのが、事実上米朝の合意事項を追認する場となってしまった以上、理屈の上ではこれしかないんですよね。

しかし、日本国内でもエロ拓みたいな融和派や、何より政府が規制緩和に動いてしまったのが致命的でした。現時点でこれやるなら、アメさんの不手際をいやらしく突いてその理由とするしかないでしょう。

そういう動き出来ないと判ってて書いてるのが虚しいですが、誰ですかね?外交の福田とか言ってたのは。(汗)
Posted by tsubamerailstar at 2008年07月02日 01:49
この前書き込みをしました、見習い中です。

アメリカがどう動くか分かりませんが、確かに他国がどうの以前に、自国民を拉致された日本がまずすべき事をする必要がありますね。

安倍さんのような立派な政治家が多くいてくれれば、日本も自分でもっともっと動くのでしょうけど。

下関の教育長さんの発言にびっくりしました。こういう方がもっと出てきたら良いですね。(これも楽観的かもしれませんが、、、)もう少ししたら、一気に出てくるような気がしています。
Posted by 見習い中 at 2008年07月02日 08:35
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