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2008年04月25日

【どうせ】騙されちゃいけない【見せかけだけ】

長野でのジェノサイド五輪業火リレー(あるいはエクストリーム・消火リレー in 長野)を明日に控えて、突然こんなニュースが流れました。

中国政府、ダライ・ラマ側と対話へ 新華社報道(朝日新聞)

 【北京=峯村健司】新華社通信は25日、中国政府の関係部門がチベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世の私的代表と近く接触し、協議する準備を進めていると報じた。8月の北京五輪を前に、ダライ・ラマ側との対話を求める欧米諸国や日本などの国際世論に押される形で受け入れを決めたとみられる。

 対話の日時や場所は明らかにしていない。インド北部ダラムサラのチベット亡命政府のダライ・ラマ14世の側近は25日、朝日新聞に「中国側が本当に我々と意味のある対話をする意思があるのならば、前向きな一歩で歓迎する」と語った。

 対話が実現すれば昨年7月以来で、水面下の協議は7回目。新華社によると、中国政府は、ダライ・ラマ側からの度重なる求めを考慮して対話に応じると説明。対話を進展させる条件として、(1)祖国分裂活動をやめる(2)暴力活動の扇動の停止(3)北京五輪の破壊活動をやめるという3点を挙げている。


とまあ、今日のアカピーは新華社電を垂れ流すだけの正常運転。
これに加えて、こんな記事までが。


ダライ・ラマと対話なら抗議中止も 国境なき記者団来日(朝日新聞)

 北京五輪開会式ボイコットを呼びかけている「国境なき記者団」(本部・パリ)のロベール・メナール事務局長(55)が25日に来日した。26日の長野市での聖火リレー中に数人で抗議活動をする予定。ただ、中国政府とダライ・ラマ14世側との対話が実現すれば、リレーへの抗議を終わらせる意向も示した。

 東京都内の日本外国特派員協会で会見したメナール氏は、長野での活動の理由を「福田首相に、中国側と会談する際、(人権問題について)話し合ってもらうためだ」と説明。五輪マークを手錠でかたどったTシャツを着て、同模様の旗を掲げる。走者に近づきたいとしながらも、「抗議は平和的に行い、日本の法律を守る」とも強調した。

 新華社通信は25日、中国政府がダライ・ラマ14世の代表と会うと報じた。会見中に知ったメナール氏は「ブラボー」と喜んだ上で、「対話実現なら、キャンペーンをやめる準備がある。キャンペーンそのものが目的ではないのだから」と語った。

 メナール氏は3月24日、ギリシャでの聖火の採火式での抗議活動で、身柄を一時拘束された。成田空港の入国手続きで、拘束について聞かれたが、「中国やミャンマー(ビルマ)で起きていることほどひどくない」と皮肉った。

 「ジャーナリストとして一線を超えているのでは」「『国境なき活動家たち』と改名したら」との会見での質問も、「ジャーナリストであり活動家でもある。(改名は)考えておく」とかわした。


全く以て注文通りの記事ですな。

中共が交渉に応ずるという発表を、わざわざこのタイミングでぶつける狙いっつったら、まさにこの「交渉に応ずれば抗議しない」というコメントを引き出すためとしか思えないでしょう。その時点で素直に受け取れる話の訳がない。これで明日抗議活動があれば「奴らは約束を破った」と中共がまくし立てるのはミエミエなのですから。

余談ですが、最後の嫌味たっぷりで無礼な質問をしたのは、絶対にアカピーの記者でしょうな。先の光市母子殺害事件判決の時の本村さんへの愚劣な質問と同じ臭いがしますものね。

で、これが読売になると、


中国政府、ダライ・ラマの私的代表と近く接触…新華社報道(読売新聞)

 【北京=佐伯聡士】中国国営の新華社通信は25日、中国政府の関係部門が、チベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世の私的代表と近く接触し協議するための準備を進めていると伝えた。

 3月14日にチベット自治区ラサで発生した大規模暴動鎮圧後、中国政府に対し、ダライ・ラマ側との対話再開を求める国際社会の圧力が強まっており、8月の北京五輪を前にこうした圧力をかわす狙いがあるとみられる。

 新華社電は、中国側が「ダライ・ラマ側からの度重なる対話再開要求を考慮した」と述べたうえで、ダライ・ラマ側に対し、中国政府の「対話の扉はこれまでも一貫して大きく開いていた」と強調した。

 その上で、中国側が本格的な対話再開の条件として、ダライ・ラマ側に突きつけてきた<1>祖国分裂活動の停止<2>暴力活動の画策・扇動の停止<3>北京五輪妨害・破壊活動の停止――の3つを改めて提起、「実際の行動」で対話に向けた環境を造り出すよう求めた。 

 一方、ダライ・ラマのスポークスマンはAFP通信に対し、「正しい方向への一歩だ」と述べ、歓迎する意向を表明した。

 近く行われる中国側関係部門とダライ・ラマの私的代表の接触について、具体的な日時や場所は明らかでないが、本格的な対話再開に向け、3条件について話し合う事実上の予備協議になる見通しだ。

 中国側によると、双方は2002年以降、昨年7月まで6回にわたって接触。しかし、中国側が3月のラサ暴動をダライ・ラマ側の「策謀」と断定して非難を強めたことから、接触が困難な情勢になっていた。

 これに対し、サルコジ仏大統領ら欧州諸国首脳が北京五輪開会式不参加を表明するなど、五輪と結びつけた国際社会の対話要求圧力が強まっていた。


若干、背景に触れるも、ツッコミが浅い。
これが産経になると、


中国、ダライ側と対話 五輪前に国際イメージ改善する狙い(産経新聞)

 【北京=野口東秀】中国国営新華社通信によれば、中国政府の関係当局者は25日、チベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世側の対話再開の要求を受け、ダライ・ラマの私的代理人と接触し、協議する用意があることを明らかにした。中国政府はダライ・ラマをチベット騒乱の「策動者で分裂主義者」と断定し、ダライ・ラマが求める「高度な自治」も「独立への道」として対話に難色を示してきたが、協議に応じる姿勢を見せた背景には、中国の国際的イメージを改善し、北京五輪を円滑に運営したいという指導部の思惑がある。

 新華社は「数日以内に接触する」とした上で、「中央政府は対話の門を終始開いてきた」とあらためて指摘した。

 中国では、チベット自治区のラサや各地のチベット族居住区で騒乱が連鎖的に発生し、当局がこれを鎮圧したため、欧州諸国首脳の間で北京五輪の開会式ボイコットの動きが起こり、中国の人権問題が世界的に注目される事態となっていた。聖火リレーも世界各地で妨害されたり、厳重な警備態勢がしかれたりして中国のイメージは傷ついた。

 しかし、中国政府は、「ラサ騒乱に関する外国メディアの偏向報道」(中国外務省)などとして国民の愛国心をあおり、中国各地で反仏デモが発生、過激な行為こそ抑え込んだが、五輪開催に向けた社会の不安定ぶりを露呈していた。


読売と大して変わらない内容の記事をアップした直後に、

中国批判かわす目的 チベット問題 成果は疑問(産経新聞)

 【北京=矢板明夫】中国当局は、チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世側と接触すると発表した。国際社会で高まる対中批判をかわすことが目的とみられるが、これまでの中国指導者の言動から、チベット問題を対話で解決することを本気で考えている可能性は少ない。

 中国はこれまで、ダライ・ラマ側と対話する条件として「チベットの独立という主張、北京五輪への妨害、暴力行為の扇動」をやめることをあげている。しかし、ダライ・ラマはこれらすべてについて記者会見などで関与を否定。その結果、「中国側には対話の誠意がない」との印象を国際社会に与え、北京五輪の開会式のボイコットや、聖火リレーなどで人権団体などによる抗議活動につながった。

 今回は、中国側はダライ・ラマ側との接触に応じたが、国際社会などが求めている中国指導者とダライ・ラマ本人との直接対話ではなく、ダライ・ラマ側の代表と中国当局者による、いわば事務レベルの接触にすぎない。3月14日のチベット騒乱後、当事者の双方が初めて対話のテーブルにつくという意味で一歩前進といえるが、大きな成果を期待することは難しいとみられる。

 中国側とダライ・ラマ側の事務レベル接触はこれまでもたびたび行われており、2002年以後だけでも、6回に及んでいるが、いずれも双方の主張が平行線のままに終わっている。

 ダイラ・ラマ側はチベットで、香港やマカオのように、「一国二制度」の導入を求めている。外交と国防を中国に委ねる以外は、チベットのことはすべてチベット人が管理するということだ。

 しかし、チベット以外にも4つの少数民族自治区を抱える中国は、チベットに高度な自治を認めることによる他の地域への波及効果を恐れている。また、無神論を信奉する共産国家の中に、神職者が政治を主導する地域が生まれれば、宗教の影響が拡大し、一党独裁体制の崩壊につながることを警戒している。


こういう記事をぶつけてきました。

結局のところ、このニュースの表向きの理由はぶっちゃけ最後の産経の記事に集約されてる訳です。単なるポーズだけで、本当に何かを交渉したい訳ではないと。そして過去の接触でも何の結果も出ていない接触であった事も含めて。

アカピーのような記事だけを見ていたら、全くこういう真相や経緯には触れられもしませんね。読者は「中共は考え方を改めたのか?」と錯覚してしまう。そんなんだから駄目なんですよ、日本国の愚民は。「朝日新聞」そのものや「天声人語」なんぞを社会人あるいは受験問題のステータスであるなどと考えているようでは、益々愚民化するだけです。

ちょいと話が横道にそれましたが、産経の記事でも表向きの理由だけしか感じられなくて、その真相は何じゃろか?と思っていたんですが、
「大日本セキュリティ研究所」さんこのエントリーが、答えを与えてくれました。

今回の報道は「長野聖火リレー抗議」の勢いを削ぐ為のアドバルーンにしか見えませんね。逆に言えば、日本での抗議運動を相当脅威に感じているのだと思います。日本人の反中感情が高まり、中共の面子が潰され、それが、中国国内での反日デモに繋がってはマズイ..というような。ぶっちゃけ、北京オリンピック最大のお客様は日本人と韓国人なのです。だから、土日に聖火リレーを合わせているわけです。ここで、反日デモなんかが起こったら、北京オリンピックの興行的な失敗が確定的になります。そんな国に恐ろしくて行けません。また、大会の3ヶ月前の今が、北京オリンピックツアー申し込みの最盛期と考えてよいでしょう。


物凄く納得できました。さすがです。

支那人が最も重んじるのは面子と拝金主義ですから、長野での業火リレーが失敗に終われば(一般人から隔絶された時点で既に失敗している気もしますが)、中共の面子が丸潰れな上に、日本人の支那への感情悪化がジェノサイド五輪の興行的失敗をもたらすというのは、連中にとっては確かに恐怖に値する事でしょう。「小日本」の動向一つが中共の面子を左右する、しかも一つ間違えれば反日運動の矛先が中共に向きかねない。恐怖以外の何者でもないでしょうね。

いずれにしても、新華社電で伝えられた「対話」なんぞは、所詮ポーズに過ぎず何の意味もないという事です。努々騙される事の無いようにお願いします。

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posted by 物欲皇帝閣下 at 22:39| 宮城 ????| Comment(4) | TrackBack(4) | ジェノサイド五輪 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
すごくポチッとしたいんですけど、いつもボタンが無い。

投票ボタンは一体どこにあるの?
Posted by いつも思うんですけど at 2008年04月25日 23:43
そうなんですよ。ボタンが無い。涙

あんなバカみたいなニュースで騙される人って…(´⊇`)
Posted by みほ亭 at 2008年04月25日 23:58
ごまかしは、まやかしだ!「一時しのぎの・・」

いつの時代にも「自分の欲望のため」に
人の不幸を省みず多くの人に災いを
振りまく人間はいる。現代社会にも・・・

「神は死んだ」とニーチェは言った。

だが、いま、世界を結びつけ合う力、そして、

祈りの力こそ、人間に与えられた最大の武器だ!!


長野
(抗議行動に参加できない人だって、僧侶と共にどこからでも祈れる。
そういう意味での参加は誰でも可能だと思うんだけど。)
Posted by たま at 2008年04月26日 01:41
http://www.youtube.com/watch?v=0pfyGRV-t_8

聖火リレー 長野駅前モニュメントを占領する中国人

この動画を友達や家族に見せてください!
チベット派の日本のマスコミ関係者(勝谷さん、宮崎さん)や海外のマスコミにも知らせてください。
日本の警察や政府はここまで腐ってしまっています!!
中国人の横暴はまったく放送しない日本のマスコミもです。
この国は本当に日本なんですかね?
昨日の放送を見る限り、日本では無くて中国ですよ!
Posted by 名無し at 2008年04月27日 05:35
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